若手メンバー社員対談

職場の環境や働くうえで大切にしていること、仕事の苦労など、それぞれの部署で活躍する若手社員のリアルな声をお届けします。

山本 能勢 佐藤

QUESTION

  1. 01共に働く人たちのこと
  2. 02仕事で大切にしていること
  3. 03仕事の苦労
  4. 04ジョブローテーションについて
  5. 05ビジネスパーソンとしての目標

MEMBER

  • 佐藤

    佐藤 Sato

    広域営業部
    主任

    2019年入社、大阪支店に配属。
    営業として、関西エリアのスーパー・ドラッグストアを担当。2022年、広域量販営業部(現 広域営業部)に異動。現在、GMS(総合スーパー)などを担当。

  • 能勢

    能勢 Nose

    R&Dセンター
    イノベーション開発部

    2020年入社、関東工場に配属。
    オペレーターおよび生産管理業務に携わる。2022年、R&Dセンター プロダクト開発部(現 イノベーション開発部)に異動。現在は、新機軸商品の開発業務をメインで担当。

  • 山本

    山本 Yamamoto

    マーケティング部

    2020年入社、中部支店に配属。
    営業として、北陸・東海3県エリアのスーパー・ドラッグストアを担当。2022年、マーケティング部に異動。現在、「湖池屋ポテトチップス」と「湖池屋ストロング」のブランドマネージャーを務める。

QUESTION01

共に働く人たちのこと

湖池屋はどんな人たちが働いていますか?
社員同士の関係性についても教えてください。

佐藤
嘘をつかない、正直な人たちが多い気がします。
能勢
ほんとにその通りで、良いことも悪いことも何でも言ってくれますよね。世代問わず、フランクにみんな話してるイメージが強いかな。
佐藤
誰が何歳かわかんないもんね(笑)
山本
ほんとにわからないです(笑)
それぐらいフラットな関係で接してくれる、みんな優しいですね。
佐藤
私が仕事でトラブルがあったりして困っているときは、みんな自分ごとのように一緒に考えてくれて、アドバイスしてくれますね。
それに、後日また「どうだった?大丈夫だった?」ってフォローもしてくれてすごく手厚い。それも誰かがとかじゃなくて、みんなそんな感じ。
山本
そうそう!若手をすごく気にかけてくれる。いい環境ですよね。
能勢
あと、湖池屋って縦割りがないじゃないですか。僕だったらマーケティング部や製造の人たちとか、普段から部門を超えてすごく密なやり取りがある。一人ひとりの顔がしっかりと見える状態で働けるのがいい。
山本
会社全体的にあまり上下関係が無く、人との距離がすごく近く感じる。
実際ほぼ初めましてのこのメンバーでもわいわいやってるし(笑)

QUESTION02

仕事で大切にしていること

仕事においてみなさんが大切にしていることは
ありますか?

全員
『これは2人に聞きたい!(笑)』
佐藤
じゃあ時計回りで(笑)
能勢
能勢

僕は「自分の意図をうまく伝えること」ですかね。
開発の仕事はゴールとなる目標物があって、それをうまく共有できていないと、目指す味や商品の方向性にズレが生じたり、作りたいモノに食い違いが生まれちゃったりする。まだ形にないものを、みんなでゴールに向けて作り上げていく仕事だからこそ、「相手にわかりやすく伝える」ということがすごく大事だと感じています。

佐藤
ものづくりって感覚的な部分が入ってしまいがちだから、それを適切に言語化するのは難しそう…。でも湖池屋は、若手でも自分で発信していく機会がすごく多いよね。上の人たちが代弁してくれることなんてない。自分で言葉にして伝えなきゃいけない。
山本
ほんと湖池屋は年齢関係ないですもんね。上の人たちも、若手のそういう姿勢をすごく求めてくださっている。
社長にもよく、「で、お前はどう思うんだ!」って聞かれますよね(笑)
山本
山本

僕はやっぱり「食べる人たちの気持ちを考えること」かな。湖池屋の商品を食べる人たちには楽しい気持ちになってもらいたいという思いがあるから、そのためにはまず「自分が仕事を楽しむこと」と、「周りの人たちと一緒に楽しく考えること」を大切にしています。
だから仕事をするうえでの空気づくりだったり、コミュニケーションの取り方は大事にしているかな。真剣な場だけではなくて、息抜きとしてワイワイする場を作る、楽しい話をする、そういったバランスを意識していますね。

佐藤
たしかに山本くん楽しそうだよね(笑)みんなでわいわいやってるイメージがある。
山本
人生楽しくがモットーなので(笑)
能勢
こういう人が湖池屋には沢山いるから、QUESTION1のような回答が出てくるんですよね。みんななんだかんだ楽しそうにやってますよね。
佐藤
佐藤

私は、「日常の中のイベントごとを楽しむ」こと。
季節ごとのイベントとか、今ならお花見かな(笑)それにはちゃんと理由があって、私たちってBtoCの企業で、消費者の日常の中にうちらの商品があるわけじゃないですか。だからメーカーの人間だけど、ちゃんと消費者側にいたい。完全に企業の人ではなく、一消費者で在り続けたい。
それが消費者目線を忘れないということだと思うから、日常のイベントごとに意識を向けて一般人として普段を過ごすようにしている。

能勢
たしかに大事ですね!
山本
会社の中で働いている人と外にいる消費者とは考え方が違ってきますからね。
佐藤
そうそう、長く働いている人ほど、社会人脳になっちゃうというか、会社の外にいる一般のお客様がどんなふうに過ごしているのかってわからなくなる。そういった一般の方々に商品を届けていく仕事だからこそ、私はこれを大事にしたい。
能勢
山本
『すばらしい…!見習います(笑)』

QUESTION03

仕事の苦労

仕事で大変なことはありますか?

能勢
山本
『全部ですね・・・(笑)』
佐藤
たしかに全部ではあるけど(笑)
営業をしていて特に感じることで言えば、湖池屋はトップシェアの会社じゃないから、商品力だけじゃ戦えないこと。市場で2番手という位置であるがゆえに、湖池屋のポテンシャルを正しく認めてもらえないケースがある。本当は良い商品を持っているのに、取引先からは企業の規模感や生産キャパ、シェア率、そういった面から本来の力よりマイナスに見られてしまう。
それは担当の人一人だけじゃ乗り越えられない壁。
山本 能勢 佐藤
山本
そうですね、“二番手メーカーならではの、得意先企業との関係性の築き方”が難しいと思っていました。一番手との違いをすごく感じるところですよね。
佐藤
そういう部分からも、まだまだ発展途上の会社だよね。
それをこれから、会社全体で乗り越えていかないといけない。
山本
営業よりの話になってしまったけど、開発側はどう?
能勢
開発の僕たちは、とにかく試作を繰り返して商品の発売を目指す。でもそのうちの9割ぐらい、もしかするとそれ以上、商品化まではいかないし、商品化されたとしても、それが市場に残り続けることはさらに難しい。
実際に試作をした中で、世に出ていない数と、世に出た数は全然違うし、それが売れ続けるものになるっていうのは、今の自分には夢物語のように感じてしまう。具体的に味づくりで行くと、100種類ぐらい作って、1つ市場に出せるかどうかぐらい。
佐藤
そういう果てしない作業に対して、何がモチベーションになって乗り越えられるの?
能勢
とにかくこの仕事はトライ&エラーの繰り返しなんです。
でも目指したいゴールがあるので、そのゴールに近づいていく手応えが原動力になっているかもしれない。商品づくりにおける失敗はただの失敗じゃなくて、一つの前進になる。失敗してなんぼの仕事ですね(笑)

QUESTION04

ジョブローテーションについて

皆さんは既に異動を経験されていますが、
皆さんにとってジョブローテーションはどのような
意味合いを持っていますか?

佐藤
いろんな部署を経験することで、そのときの経験が点で終わらず、全部つながってくる。だから会社の全体像が見えるようになってくるし、人や業務への関わりも増えて、自分が湖池屋に所属しているんだっていう感覚を持てている。
山本
自分で経験しないと相手の気持ちってわからないですよね。同じ一つの物事に対してでも、今いる場所で見えていることと、別の部署の人間として関わって見えることって全然違う。
一つの部署だけの経験だと視点が偏ってしまうけど、複数部署を経験することで、今まで見えていなかったものが見えてきたり、色んなことの背景がわかるようになったりする。そうすると他の人の苦労がわかるから、仕事で周囲に対して思いやりを持てるようになる。
能勢
実は僕は最初、数年ですぐに部署が変わるのは大変だし嫌だなというマイナスな印象がありました。でも異動したあとに初めて、ジョブローテーションがあって良かったと思えた。

その理由としては、開発と工場は密接に関わっているから、今自分が開発者側で携わる際に、工場のことを知っているのはとても仕事がしやすい。
例えば、部署ごとに大切にしていることが違うから(工場なら安全面・異物混入への注意とか)、開発者側がこんな味を作りたいと思っていても、工場側の安全性を気にしつつ工場の人と一緒に考えていく必要がある。それを開発者側がちゃんとわかっていることが、仕事をスムーズに進めていくためにすごく大事なことなんだなって。
そういった意味で、どの部署にいても、大事にするべき視点が複数あることを知っている必要がある。それをジョブローテーションを通して、それぞれ身をもって感じられるという経験はすごく価値がある。
山本 能勢 佐藤
佐藤
女性からすると、20代後半ぐらいからライフイベントも含めたキャリアを考え出すことが多くなる。そう考えると、最初の5年ほどで他部署も経験し、自分の得手不得手・好き嫌いがわかることってすごく大事だと思う。
同じことを5年続けても、それが本当に得意か不得意かは、比較対象がなく分かりづらい。でも一つ比較対象があるだけでも、自分が今後進みたい道を考えやすくなる。
山本
あと、自分だけじゃなくて他の人も異動してくるから、自分とは異なる知見を持つ人が部署には集まっていて、その相乗効果ってすごく大きい。
例えば、僕は営業×マーケティングの知見を持っているけど、そこに製造×マーケティングの知見を持つ人が関われば、すごく幅広い視点で議論ができる。そんな風に、複数の経験を持つ人たちが掛け合わさると、その相乗効果はいくらでも膨らんでいってマルチな会話ができるようになる。
だからジョブローテーションは、メーカーとして良いものを生み出すためにも必要な制度だと感じています。

QUESTION05

ビジネスパーソンとしての目標

それでは最後に、今後の目標について教えてください。

能勢
新規系の商品を作っていくうえで、誰かにとって必要とされるものを生み出したい。自分の考えたものが誰かに届けば嬉しいですね。
佐藤
湖池屋には気さくで人が良くて、人間性の面で学ぶことが多い人が沢山いる。こんな生き方をしたいなと思える人たちがいるんですよね。だから自分もそうなりたい。人として、良いな、素敵だなと思ってもらえる人でありたいですね。
山本
「山本さんに聞けば大丈夫」と、周囲に頼って貰える人になりたい。
「〇〇と言えば、山本さんだよね」と言ってもらえるように、自分の仕事を突き詰めていきたいし、なにか困ったときに頼られる人になりたいです。